ステイホームで竹細工に挑戦!

こんにちは、本日はミセス熱海、ことTOMOからのレポートです。

海の目の前の自宅をアトリエにしておうち時間充実できるような竹細工に挑戦してみました。

熱海キコリーズが保全活動する森の竹で工作してみました☆

節の形状や皮の色味がチャームポイントに 自然素材ならではのデザインになりました!

硬くて加工が難しそうな竹ですが 割けやすく肉厚もあって削りやすいので 実は最高の工作素材!! 

成長力が凄まじい竹は整備が面倒で厄介者になってますが こんな魅力的に変身すると 荒れた竹林も宝の山に見えてきます! 

竹の魅力をもっと知りたい!と思い 「駿河竹千筋細工」の伝統工芸士さんを訪ねました! 

熱海には竹細工の職人がいらっしゃらず、 静岡駿河へ往復4時間半かけて 3か月毎週通いました☆

 Mr熱海がかかさず応援しにきてくれたおかげで愛情たっぷり注がれた作品が完成!

細い線が連なり表情をつくる駿河竹千筋細工

特徴となるのが細い丸ひご。 細い線が連なり繊細で華やかな表情をつくります。

 線を際立てるために余分なラインは削りとります。 

つなぎ目の境を見せない継手技法など細部へのこだわりが 伝統工芸品の美しさへ繋がります。

散歩で拾った枝を使ったり、風景を絵として取り出したり、自然の中にデザインを探すって楽しい! Mr熱海と一緒にみた景色を表現しました! 灯すと表情が変わります。   すっかり竹の虜になった私は 竹細工職人を目指すことにしました! 大分県に唯一ある竹工芸訓練校に受験予定ですが 全国から竹愛溢れる人たちが集結するので 合格する自信はありません。 とにかく、毎日竹ひごづくりだ!

 

包丁一本で仕上げる竹ひごづくりが奥深い!作品の品質を左右する最も重要な工程です。

厚みが均一でないと編む時に切れてしまいます。綺麗なアーチを描く練習を繰り返します。

ひごでアーチの練習を繰り返します。

部屋が竹くずだらけ! 竹ひごとして使うのは半分以下。 

大量にでる竹くずの掃除が手強いのですが、 私は強い味方はこの竹業部屋! 

この部屋は、床材がタイルだし掃除も楽ちんです♪

 

 

残った竹くずは 食器洗いのスポンジや焚火の火種にして活用します!

竹の葉に次いで 竹くずを煎じて飲んだ先輩もおりましたが 舌がしびれる渋さとのことなのでマネしない方が良さそうです。笑

食器洗いのスポンジや焚き火の火種に活用

放置竹林は私にとって身近な課題です。 特殊伐採の職に就く、ミスター熱海は 台風や雪の日になると倒木から道路を守るために緊急出動します。 真夜中に足元も見えない竹林に入り線路に倒れた竹を伐採します。 整備されていればこんな危険な作業をせずにすむのではないかと 竹林整備は切実な願いです。

美しい海や森に囲まれた熱海のまちが好きになるほどに 放置されている竹林の真実を知り悲しい想いは強くなります。 

厄介者になっている竹が 生活に役立つかけがえのない存在だった本来の姿となり 放置されない魅力的な竹林になったら嬉しいです。

 森林保全活動のボランティアの募集やワークショップの開催は 熱海キコリーズのインスタで告知します。 ぜひご注目ください☆

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